【枠順確定】ファンタジーステークス（GⅢ）

ファンタジーステークス（GⅢ）の枠順が確定しました。以下の通りです。

枠番	馬番	馬名	性齢	負担重量	騎手	厩舎
1	1	ベルスール	牝2	54	田辺	今野
2	2	カシノティーダ	牝2	54	高倉	田所
3	3	ジュランビル	牝2	54	和田	寺島
4	4	ダノンファンタジー	牝2	54	川田	中内田
5	5	ラブミーファイン	牝2	54	池添	田所
6	6	レーヴドカナロア	牝2	54	ルメール	斉藤崇
7	7	ヴァニラアイス	牝2	54	幸	高柳大
8	8	エレナレジーナ	牝2	54	藤岡康	加藤征
8	9	レッドベレーザ	牝2	54	Ｃデムーロ	石坂正

人気の中心は新馬戦でグランアレグリアの2着となり、未勝利戦を快勝したダノンファンタジー、レーヴドスカーの子供レーヴドカナロア、レッドベレーザあたりになりそうです。

京都1400mの外回りでおこなわれるこのレースは、比較的差しも効きます。

こちらは1勝馬ばかりで、有力馬の力量が測りづらいレースです。人気をかぶりそうなダノンファンタジーはグランアレグリアの2着というのが最大の成績で、前走は完勝でしたがメンバー的には牝馬限定戦で弱かった気がします。ただ新馬戦は後続を結構離しているので、その辺が評価されているのでしょう。

レーヴドカナロアはやはり血統が魅力で、兄弟のほとんどが複数の勝ちがあります。人気しすぎな気もしますが、鞍上はルメール。これだけで来るような気がしてしまう今の日本競馬界です笑

そこまで人気のなさそうなところでいうと1番のベルスールと3番のジュランビルは面白そうです。

ベルスールは新潟の1400mの新馬戦を圧勝、その時の2着馬も次の未勝利戦をきっちり勝ち上がっています。1400mの持ちタイムもメンバー最上位。姉にヴゼットジョリーがいて血統的にも魅力ですし、同じ1勝馬のダノンファンタジーやレーヴドカナロアに人気が集まるなら明らかに買いだと思います。最終的にどんなオッズになるかはわかりませんが。

ジュランビルは稍重の前走でベルスールに次ぐ1400mのタイムを持っています。阪神の稍重ということを考えるのであれば評価していいと思います。しかも牡馬混合のオープン競走でした。追って追って伸びる感じで、継続騎乗の和田騎手とも手が合いそう。

あとは2歳戦ではやはりパドックを重視したいところです。以前も書いたように以降活躍する馬と、以降一つも勝てない馬がいっしょに走る可能性があるため、パドックでハッキリと差が出ることがあります。2歳牝馬のレースですし、直前のテンションなどもチェックしたいところです。