【枠順確定】京王杯2歳ステークス(GⅡ)

京王杯2歳ステークス(GⅡ)の枠順が確定しました。以下の通りです。

枠番 馬番 馬名 性齢 負担重量 騎手 厩舎
1 1 ファンタジスト 牡2 55 武豊 梅田
2 2 メイショウオニテ 牡2 55 秋山 石橋
3 3 ココフィーユ 牝2 54 戸崎圭 斎藤誠
4 4 シングルアップ 牡2 55 松山 寺島
5 5 アウィルアウェイ 牝2 54 デムーロ 高野
6 6 カルリーノ 牡2 55 三浦 高橋裕
7 7 アスターペガサス 牡2 55 福永 中竹
8 8 ラバストーン 牡2 55 江田照 大江原

このレースがおこなわれる東京1400mという舞台は、基本的に内枠の先行馬が有利とされるコースになります。私の持論として、そして過去の獲得した万馬券から見ても穴が出るときは内枠の先行馬というパターンは非常に多いです。いつも言っているように、競馬は先行する馬が有利なスポーツですので。

ただ今回は人気馬が強いかもしれません。

最内に入ったファンタジストは新馬小倉2歳ステークスと1200mのレースを連勝してきていますが、ロードカナロアディープインパクトの肌ということで血統面からすれば距離に問題はないはずです。しかし、ひとつ不安に思うのは、武豊騎手がこの馬で朝日杯を狙うとすれば、もしかしたらマイル戦を見据えて多少控える競馬をする可能性があるかもしれません。ただ枠を活かして好位から押し切る競馬をするようであれば連軸としてはカタイかなという気がします。

アウィルアウェイは新馬戦こそ1200m戦でしたが、前走1400mという距離をクリアしている点では有力馬の中でも一歩リードしています。血統面でもジャスタウェイキングカメハメハですので問題ありません。ただし兄のインディシャンプは、個人的にかなりの素質馬だとは思っているのですが少々気難しい面があるように思います。しかし、前走のダリア賞できっちり抑えるレースをデムーロ騎手が試していますし、杞憂といったところでしょうか。こちらもこのメンバーでは複勝圏内を外すイメージは湧きません。

次にアスターペガサスですが、人気馬の中ではこちらが一番飛ぶ可能性はあると思っています。前走函館2歳ステークスでは最後の最後すごい脚で差し切ったわけですが、なかなか加速するまでに時間がかかりました。その点では距離が伸びていいのかもしれません。父はジャイアンツコーズウェイで、日本での代表産駒エイシンアポロンがこのレースを制していますが、その時は稍重の馬場でした。アスターペガサスの不安点としてはその辺で、上がりの速いレースになったときにまだ未知数です。どうしてもジャイアンツコーズウェイ産駒はパワータイプの印象があるので、福永騎手の手腕が問われそうですね。

この3頭以外であれば、4番人気になってしまうでしょうがシングルアップは距離を1400mに戻して前進という可能性はあります。1400mの時計で言えばアウィルアウェイに次ぐ2位です。

いずれにせよこのレースは頭数も少ないですし、絞って買うレースですかね。3ファンタジストとアウィルアウェイを1、2着につけた3連単フォーメーションで人気薄を3着に置いた馬券なんか面白そうですね。アスターペガサスが飛んでくれることを期待しますか笑。