【今週の注目馬】サンダリングブルー【ジャパンカップ(GⅠ)出走】

日曜重賞の予想記事で触れることになると思うのですが、どうしても記事を書いておこうと思いまして、サンダリングブルーについて見ていきたいと思います。

サンダリングブルーの基本情報として、まず血統は父=Exchange Rate、母父=Forestryです。と言っても私も詳しくは知らなかったのですが、父エクスチェンジレートはノーザンダンサー系であるダンジグの子供で、GⅠ勝ちはないものの種牡馬になっています。母父フォレストリーは日本でも馴染みのあるストームキャットの子供で、こちらはキングスビショップステークスというアメリカのGⅠを勝っているようです。

サンダリングブルーの戦績としては、イギリスでデビューしてしばらくは条件戦を使っていたようですが、4走前にヨークステークス(GⅡ)を制覇して、3走前に英インターナショナルステークスで3着に入っています。このレースについてはジャパンカップ特別登録馬の記事でも少し書きましたが、勝ち馬がヨーロッパの年度代表馬であるロアリングライオン、2着がキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(GⅠ)を始めとして多くの大レースで活躍している強豪ポエッツワード、4着が日本でも話題になったディープインパクト産駒の英2000ギニー馬サクソンウォリアー、5着はドバイターフの勝ち馬ベンバトル、6着がアイルランドのダービー馬ラトローブ、最下位になったサンダースノーがドバイワールドカップ勝ち馬。しかもレースを見たらわかりますが、2着のポエッツワードとはほぼ差がありません、、、、、、ここまで見てくるとこのサンダリングブルーという馬がめちゃめちゃ強いんじゃないか説が浮上してくるわけです。前走カナディアンインターナショナルステークスというGⅠで2着になっていますが、こちらはかなり直線で狭くなったところをこじ開けて抜け出てきています。勝ち馬のデザートエンカウンターの末脚に屈したカタチですが、3着馬はかなり離していますし、デザートエンカウンターもエクリプスステークスの3着がある馬で、弱弱な馬ではありません。

現時点でのnetkeibaでの予想オッズを見ると100倍をようやく割り込む程度で、かなり配当妙味があるんじゃないか、というのが現時点での考えです。あとは日本の馬場への適正と日本のペースへの適応能力がどうかが問題でしょうか。近年ジャパンカップでの外国馬の成績はかなり悪く、凱旋門賞馬が参戦しても馬券になっていないので強気にはなれませんが、インターナショナルステークスでの成績を考えれば馬券になってもおかしくはない位置にいる馬であると言えます。なかなか面白いと思うので、少なくともヒモには入れておくのはいいのではないでしょうか。

またジャパンカップに関しては、枠順確定と予想の記事を書くと思うので(忙しかったらごめんなさい笑)そちらもよろしくお願いします。