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【検討】アーモンドアイはジャパンカップで通用するのか【気が早い】

今回は記事タイトルの通り、牝馬三冠を成し遂げたアーモンドアイが古馬牡馬と走るジャパンカップで通用するのかを考えてみたいと思います。この前は秋華賞に出走するアーモンドアイに死角はあるのか、という記事を書きました。その続編みたいな感じで、今年最も注目を集めている競走馬であるアーモンドアイ(おそらくジャパンカップを勝てば年度代表馬当確です)をジャパンカップで買えるのか見ていきます。

まず基本情報として、アーモンドアイ(3歳牝馬)は、ここまで6戦5勝2着1回というほぼパーフェクトな戦績で、5連勝中(GⅠ3連勝中)です。騎乗はジャパンカップルメール騎手で間違いないでしょう。レイデオロはあくまで明言されていませんが、アーモンドアイがいるため(ルメール騎手を確保できないため、そして使い分けのため)回避したと考えていいと思います。父はロードカナロア、そして母はエリザベス女王杯を制したフサイチパンドラ(父はサンデーサイレンス)という良血で、ザールやラグズトゥリッチズなど活躍馬を輩出する名牝の系統に属します。

ここからジャパンカップで通用するかの検討に入りますが、同じ牝馬三冠を成し遂げるとともに、3歳でジャパンカップを制した名馬、ジェンティルドンナが良いサンプルとして参考対象となります。そして参考となるレースは、ジャパンカップと同じ条件、東京競馬場2400mでおこなわれるオークスです。

ジェンティルドンナは、こちらも名牝といえるヴィルシーナに5馬身の差をつけて圧勝しました。距離の不安がささやかれていて3番人気と人気を落としている中での完勝でした。重要なのはタイムで、2:23.6という時計での勝利でした。これはレースレコードであるとともに、レース史上初めて2分23秒台の勝ち時計となりました。同年のダービーを制したディープブリランテの勝ち時計が2:23.8なのでいかにジェンティルドンナの時計が破格であったかがわかります。

ジェンティルドンナオークスの後、秋華賞ヴィルシーナに僅差で競り勝ち、ジャパンカップへと駒を進めました。ここで日本競馬史上の最強馬論争に名前の挙がるオルフェーヴルと対戦することになります。オルフェーヴル凱旋門賞帰りで万全の体調ではなかったとはいえ、当時完全に日本競馬で突出した存在でした。ジェンティルドンナは、オルフェーヴル、そしてこの年香港でGⅠを初制覇し、宝塚記念オルフェーヴルの2着、天皇賞(秋)で3着と力を示していたルーラーシップに続き、3番人気でした。

レースはジェンティルドンナオルフェーヴルとの追い比べを制して1着となりました。いまだにタックルだなんだ言われますが、3歳の牝馬古馬で全盛期の牡馬を弾き飛ばす時点で破格のパフォーマンスだと感じました。時計は2:23.1。ジャパンカップの歴史を見ても上位に来るタイムです。

ここでアーモンドアイを比較してみましょう。アーモンドアイはオークスを2:23.8というタイムで制しました。オークスを23秒台で走った馬は歴史上ジェンティルドンナとアーモンドアイのみです。そして特筆すべきは、アーモンドアイは先行して自分でレースを作ってこのタイムを出している点です。一概にどちらのパフォーマンスが上か判断できませんが、アーモンドアイのパフォーマンスはジェンティルドンナに遜色ないと言えると思います。

そしてもう一つ考えるべきは、ジャパンカップでの相手関係です。ジェンティルドンナオルフェーヴルという、言うなれば怪物と戦って僅差の勝利を得ましたが、今年のジャパンカップオルフェーヴル級の馬が出走してくるのかという点です。もちろんオルフェーヴル級の馬は見当たりません。人気になりそうなのはスワーヴリチャード、サトノダイヤモンドあたりですが、スワーヴリチャードはGⅠを1勝、サトノダイヤモンドは全盛期を過ぎているかもしれません。全盛期であってもオルフェーヴル級ではなかったですが。このように考えれば、ジェンティルドンナジャパンカップに挑んだ時よりも相手関係で恵まれていると考えていいわけです。

これはあくまでも単純な比較ですが、現時点でのアーモンドアイが同時期のジェンティルドンナと同等の力を持っているとすれば、メンバーレベルの落ちたジャパンカップで通用しない道理がないわけです。

以上、見てきたようにアーモンドアイはジャパンカップでも勝ち負けでしょう。鞍上も今秋絶好調のルメール騎手。ケチのつけようがありません。もちろん毎回言いますが、競馬は生き物がやる以上調子の良し悪しがあるので絶対はありません。それでもアーモンドアイにはここも楽々突破してもらって、来年は世界を舞台に戦ってもらいましょう。