【枠順確定と展望】アルゼンチン共和国杯(GⅡ)

アルゼンチン共和国杯(GⅡ)の枠順確定の記事がだいぶ遅くなってしまいました。だいたいの予想と合わせて書いていきます。枠順は以下の通りです。

枠番 馬番 馬名 性齢 負担重量 騎手 厩舎
1 1 エンジニア 牡5 54.0 北村宏
2 2 ノーブルマー 牡5 56.0 高倉 宮本
3 3 トウシンモンステラ 牡8 51.0 柴田大 村山
4 4 ガンコ 牡5 57.0 三浦 松元
5 5 マコトガラハッド セ5 51.0 石川 鮫島
5 6 パフォーマプロミス 牡6 56.0 Cオドノヒ 藤原英
6 7 ムイトオブリガード 牡4 55.0 四位 角田
6 8 ルックトゥワイス 牡5 54.0 北村友 藤原英
7 9 アルバート 牡7 58.5 田辺
7 10 ウインテンダネス 牡5 56.0 松岡 杉山
8 11 ホウオウドリーム 牡4 54.0 蛯名 矢作
8 12 ヴォージュ 牡5 55.0 藤岡康 西村

アルゼンチン共和国杯東京競馬場の2500mコースでおこなわれます。東京競馬場では2400mのコースもありますが、気をつけるべきはこの100mで問われるスタミナがだいぶ変ってくることです。2400mはダービーやジャパンカップもおこなわれるコースで、こちらもなかなかスタミナの問われるコースです。スタートは東京競馬場の坂の途中にあります。つまり東京競馬場の坂を1回半通過するコースと考えていいでしょう。

一方で2500mは坂下からのスタートとなるので、坂を2回通過することとなります。東京競馬場のダラダラとした坂はなかなかスタミナを必要とするため、東京2500mの舞台ではスタミナタイプが台頭してくるわけです。

長距離実績を考えるとアルバートが一番手ですが、去年の同斤量58.5kgで4着と複勝圏内を外しています。今年の方がメンバー的には楽な気もしますが、加齢も考えると軸にはどうでしょう。難しいところです。

 

それからアルゼンチン共和国杯ハンデ戦ですのでハンデも重要な予想の要素となります。ただし軽いハンデの馬は苦戦傾向にあり、重いハンデでも意外と活躍した馬も多いです。

斤量という面でいうとムイトオブリガードとルックトゥワイスの比較ができます。前走の六社ステークスでは前者が56kgで後者が57kgで0.2秒差。これが今回は前者が55kg、後者が56kgとなり斤量面では逆転しています。ここからルックトゥワイスを上位に取ることもできそうです。ただ両方とも人気しているので、あまりおいしくないですが。

同条件の重賞である目黒記念を制したウインテンダネスですが、こちらも斤量の関係で同3着のパフォーマプロミスを上に取ることもできます。目黒記念2着のノーブルマースも同じようなレベルと考えられますが、宝塚記念3着ということで評価を上げていいかもしれません。

あとは先週、今週の傾向からかなり上がりが速い馬場状態になってるので、それなりの上がりも必要になってきそうです。

とにかくハンデ戦ということもあって人気が割れていますね。

人気のなさそうなところでいうと最内のエンジニアに期待してます。シーザスターズ産駒で初距離なもののスタミナ足りれば、、、